コロワイドとレックスＨＤ
昨日、私の持ち株のコロワイドがレックスホールディングスを
子会社化するという発表がありました。
レックスＨＤ。
この会社は個人的には忘れることの出来ない会社です、悪い意味で。
その名前を久々に聞くことになろうとは…。
数年前のレックスＨＤといえば、焼肉屋「牛角」を筆頭に
コンビニのａｍｐｍや高級スーパーマーケットの成城石井など
様々な業種の店舗運営を行っていた会社でした。
そんなレックスＨＤも当時バブル状態だった新興市場に上場しており、
わたしも『牛角』の優待券ほしさにレックスＨＤに投資していました。
一時期、値上がりしすぎて、１株１００万円を超えたこともあったレックスＨＤ株。
しかし、勢いは続かず、経営悪化に伴い株価も急落し２０万円前後を
ウロチョロしていた矢先、ＭＢＯ発表で上場廃止に。
また、このＭＢＯによるレックス株の買取価格の低さがとても話題になり、
一部株主からレックスは訴えられるというくらいヒドイ扱いを受けました。
私も当時たっぷりと含み損があり、泣く泣くこの株を手放したのを覚えています…。
そんな忌々しいレックスＨＤが今度はコロワイドの傘下に収まることになろうとは…。
正直なところ、コロワイドも財務状態はあまり良くないにもかかわらず、
レックスＨＤの有利子負債を引き受けて大丈夫なのかと心配になります。
多額の有利子負債を引き受けてでも、知名度抜群の「牛角」というブランドが
欲しかったんだなと推測されます。
まぁ、相乗効果で会社が成長してくれるならいいのですが、
その成長過程で、お金が無いからといって『第三者割当増資』をするようなことが
無いことを切に願いますね。
ホント、それだけが心配です…。
