2010年シーズン総括。

今年も早いもので、もう大晦日。
今年は年末まで東京の試合を観戦できたし、1月はアジアカップもあるので、
なんとなくオフは短く感じるかもしれませんね、例年に比べれば。



さて、大晦日なので、今年1年の観戦に関する総括と感想を。



まぁ、今年ほど『ボランチ』で悩んだシーズンは無いと思います。
ホント『ボランチ』ってチームの心臓なんだなと痛感させられました。
開幕直前にヨネがひざを痛め長期戦線離脱確定。
おまけにカジヤマは病み上がりで、フルタイムは無理。
さらに、ボランチがチームで一番選手層の薄いポジション…。
開幕戦からボランチが本職という選手が誰もいないという緊急事態。
序盤からボランチの組み合わせに城福監督も苦慮しているのが分かりましたし、
ボランチの組み合わせが『ぶっつけ本番』も多かったです。
ボランチをいろんな選手が入れ替わりでやったためか、
序盤から出場選手を固定させることができず、戦術の浸透が不十分で
選手間の呼吸も合わないことが多かったです。
その結果、ボールは保持できてもアタッキングサードでエンストを起こして、
サイドまでボールを運んでは手詰まりになり、ボールを奪われたり、
無理なクロスを上げる羽目になっていました。
当然、アタッキングサードでの攻撃の質低下により、
得点が奪えず決定力不足に陥るという悪循環へ…。
そんな状態でしたが、リーグ戦12位&お菓子杯予選突破という結果を残し、
ワールドカップ中断期間へと突入。





本職ボランチ不在でも、チームはそれなりの結果を出したためか、
この中断期間でボランチ補強をせずに『得点力不足』に目を向けて、
大黒&前田といったFWだけを補強。
今思えば、中断期間に1人でいいから本職のボランチを補強できていればね…。
というか、来期加入するホベルトをヨネが怪我した時点で補強できていれば…。
たしか、ホベルトってこのとき所属チームが無い状態だったような記憶が…。
まぁ、全て『たられば』の話ですけどね。




で、中断明けからは不動の左サイドバック長友が海外移籍し、戦力ダウン。
チームは相変わらず勝ちきれない試合が続き、
城福監督も戦術にブレが出始め、迷走。
ついにアウェイ磐田戦で解任となり、大熊監督が就任。
大熊監督就任後も、劇的にチームが変わることはなく、結局最終節で降格決定。
個人的には大熊さんは途中から迷走していたチームを引き継いだわりには
よくここまで持ち直したなと思いますよ。
最終的に大熊東京はリーグ戦4勝4敗3分の勝率5割でしたから。
来期は大熊監督自身のやり方で1からチーム作りをすることになるので、
期待したいと思います。
ただ、大熊監督の試合中の選手交代に関しては、
個人的にちょっと疑問が残るところはありますけどね。




個人的には、中断期間での補強と中断明けのホーム神戸戦でのドローが
シーズンを通してターニングポイントだったような気がします。
来シーズンは、とにかく結果重視。
1点に拘ったサッカーに期待したいと思います。
あと、味スタで最低でも半分は勝ってください(笑)




最後に個人的な決算報告を。
今期の現地観戦試合数は…
リーグ戦 32試合
お菓子杯 5試合
天皇杯 4試合
スルガ銀行チャンピオンシップ 1試合
その他 3試合(JFL 2試合 日本代表 1試合)
トータル45試合。前年度よりも2試合多かったです。




今年もよく現地観戦したなというのが率直な感想です。
ただ、来年はお菓子杯も無いし、遠方でのアウェイゲームが増えるため、
間違いなく現地観戦数は激減すると思います。
たとえば、「日曜日の17時以降に西日本エリアで試合」というパターンは、
来シーズンほとんどスカパー観戦になると思います。
どう考えても月曜日の出勤に間に合わないので。




あと、サッカー観戦&観光費用ですが、こちらは35万9095円でした。
前年度比約6,000円減少しました。
オフィシャル商品の衝動買いとか飛行機を使った遠征が無かったのに
あまり減少しなかったなぁというカンジです。
昨年はリーグ戦4試合欠席だったのが、今年は万博と神戸の2試合欠席で
去年よりも2試合アウェイに多く参戦した分、交通費が増えたのが理由かな。
まぁ、それなら仕方が無いですね。




来年の試合日程次第ですが、行ったことの無いスタジアムが目白押しなので、
極力現地観戦したいとは思っています。
個人的に今一番行ってみたいのは、鳥栖の『ベストアメニティスタジアム』。
サッカー専用だし、是非訪れてみたいですね。





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