総括。

東京の2008年度は終了してしまったため、本日この1年を個人的に総括しようかと。



というわけで、まず本年度の城福東京の戦績。


リーグ戦6位(勝ち点55)
お菓子杯ベスト8
天皇杯ベスト4


ちなみに前年度。


リーグ戦12位(勝ち点45)
お菓子杯ベスト8
天皇杯ベスト8


単純に数字を見ただけでも、上回っていますよね。
城福東京1年目の成績としては、及第点だと思います。
個人的には今年は、羽生キャプテンやKリーグ得点王カボレの加入、そして今ちゃんが東京残留した反面、
昨年までの外国籍選手の総入れ替え、土肥ちゃん・福西・ノリオ・ユータといった
昨年度の主力もしくは準主力選手がゴッソリと退団してしまい、
おまけに監督も変わるだけに、まさに『一からのリスタート』ということで、
『今年は我慢の1年になるかなぁ』とかなり覚悟していたんですが……。
そんな心配が杞憂に終わったことが、嬉しいサプライズでしたね。



1年を簡単に振り返ってみると…。
前半戦は試合に出る選手も試合毎に入れ替わり、まさに『小平での競争』がそのまま反映されている感じで、
去年までとの違いをかなり感じたスタートだったのが思い出されます。
新加入のカボレをトップに据えたツリー型のシステムを採用した前半戦、
まだまたポゼッションサッカーには遠い場面も見られましたが、
それでも川崎戦の4点目の場面なんかは、昨年までとは明らかに違う、
新生東京のサッカースタイルが見れてドキドキしたのを覚えています。



6月の中断明け以降は勝ち点が伸びず、非常に苦しい時期がありました。
相手に研究されたってのもあるかもしれませんが、夏の暑さが影響してかどうも連動した動きが見られず、
みんなボールの出しどころを捜してパスを横に回すことが増えてしまい、
ポゼッションサッカーから遠のいてしまい、一時期『2点目が取れない病』にかかってしまいました。
あの頃はホント『壁にぶつかった感』が漂っていました。


そんな症状からの改善の兆しが見えたのが、カボレを左サイドに据えるという『カボレシステム』を導入してから。
おもいっきりカボレの身体能力を頼りにしたシステムですが、これがハマりましたねぇ。
ただ、あまりにカボレシステムがハマッたことで、カボレにロングボールを放り込んで、
ポゼッションサッカーから遠ざかる場面が増えたのが、ちょっと反省点かもしれません。
ただ、この『カボレシステム』も相手に結構ケアされるようになってきているんで、
これ以外のシステムやアタッキングエリアでの崩しなども来年以降の課題ですかね。




ざっくり1年のチームの流れを振り返ってみましたが、昨年までのチーム戦術が見えないサッカーから一転して、
チームとしてのコンセプトがぶれることなく最後までやりぬいた点は非常に良かったかなと。
これをベースに来年以降も戦術を上乗せできれば、今シーズン以上の成果が期待できるはずです。
ただ、来年は今年の成績をベースに見られるだけに、成績についてはハードルが高くなります。
そのハードルを乗り越えて、今年の『夢を見させてくれる』というチームレベルから、
『夢をかなえてくれる』チームレベルに達して欲しいですね。




さて、最後に個人的総括。
今年のサッカー観戦試合数は…、47試合でした。
で、サッカー観戦に費やした今年1年の費用は



397,210円



でした。
昨年よりも15万程度アップ。
まぁ、いつもなら名古屋以西は、遠征を躊躇することが多いのですが、今年は成績が良かっただけに、
ほとんど関西方面の試合も現地観戦しています。
ゆえに40万円近い出費が…。
でも、来年はこの景気ですし、遠征数が減る可能性が高いですが、
景気動向に負けることなく来年もできるだけ遠征したいですね。



【今期の観戦試合】
天皇杯4試合、リーグ戦33試合(他チーム1試合含む)
お菓子杯6試合、プレシーズンマッチ1試合、引退試合1試合
日本代表1試合、高円宮杯1試合