クラウザーさんっ!!

連休の中日、先週から気になっていた映画を鑑賞してきました。
そう、見てきたのは『デトロイト・メタル・シティ』。

漫画が原作なのですが、その漫画は読んでいます。
その上での鑑賞なのですが、そのため、見所は1点。




『どこまで原作に忠実か』ということ。





原作の漫画はビックリするくらいとにかく下品です、これでもかってくらいに(笑)
でも、なんかしらないけど癖になるんですよね、DMCって。
こんな下品でありながらハマる漫画って、わたしの中では『稲中卓球部』以来です。


さて、そんな映画ですが、原作の『放送禁止用語』は大半が出てこなかったです。
まぁ、あれをそのまま映画化することは流石に無理ですからね…。
映画のストーリーは、原作の各話を分解してそれを再構築しているカンジでした。
そんななかでも特に根岸弟をクラウザーさんに扮した兄が諭す場面は笑えましたね。
それ以外にもガラス越しにクラウザーさんの姿のままで喜怒哀楽を表している場面とか
笑える場面がふんだんにちりばめられていて、原作を知らない人でも十分に楽しめる
コメディー映画でした。


ただ、最後の対決場面はちょっと強引っぽいのは否めませんが、
そんな対決場面の最後に甘くて吐きそうになる『甘い恋人』を歌うクラウザーさん
素敵だったので許します(笑)
ホント頭を空っぽにして純粋に楽しめ、笑える映画です。
久しぶりにもう一度見たくなりました。