第2次城福トーキョー終焉…。
仕事帰りの電車の中で、『城福監督解任』の報道を知りました…。
今年の1月に就任して7月で解任という、わずか半年の短命政権でしたね。
個人的に、城福さんのストレートに感情をあらわし、
やりたいフットボールの理想を掲げる姿勢は好きです。
また、今の主力選手である、モリゲやヨネを東京に引き込んだのも
城福さんだってことを忘れたくないですね。
第1次政権時の2009年には怪我人だらけの中でお菓子杯優勝し、
成績も優勝争いには絡めなかったけど上位に行けたし。
オフシーズンに来シーズンの展望をしっかりと説明してくれて、
希望を抱いたのを今でも覚えています。
でも、2010年は財政的に厳しい中、補強もままならず、
おまけに開幕直前でヨネが離脱するなど怪我人も続出して、
混乱したチームを立て直すことが出来ずに磐田戦後に解任に。
あのときには、解任になったけど、チーム状況が気の毒なくらい酷かったし、
その前の2年間の楽しい思い出があっただけに、とても残念に思いました。
で、翻って今回の第2次政権。
今回の解任については、残念だけど妥当かなという思いもあり、
解任についてはあまり驚きもなし。
今回の就任前に、オフシーズンが少ない上に2月にはACLプレーオフがあって、
チームの準備期間が少ない、更に前任監督がリーグ戦4位という過去最高成績を
出した上での退任ということで、この成績を上回るか同等の成績を
ノルマとして課されるという前提条件を分かった上での監督就任なわけで。
おまけに、今回はACLがあるということで2チームできるくらいの
分厚い選手層だったなかでの、この成績だったので言い訳できないかなぁ。
最後の試合となった川崎戦も、結局試合内容はフィッカデンティ時代のものと
なんら変わることの無い、ドン引きカウンターサッカーに終始したわけで、
この半年で上積みを図った形跡が見られず、おまけに失点して負けているわけで、
ちょっと擁護できない試合内容でしたし、残念ながら解任やむなしですね。
さて、2010年以来の『監督解任』という劇薬を投与した東京。
後任監督も決まっておらず、来週末の新潟戦までにどう立て直すのか、
そして、下方修正した「J1残留」という目標をチームが受け入れて
チーム一丸となって闘えるのか。
新潟戦がとても重要な試合になりそうですね。